かをるのフォルテッシモ

かをるのブログだドン(大学生)

サックスを始めて1年以内の人に読んでほしい上達する5つのメソッド

 

どうも音楽大好きサックス大好きかをるです!

 

今回はサックスを初めて1年以内の人が必ずしたほうがいい5つをまとめました。

 

目次

 

プロの音を聴く

第一に自分が目指す音を確定させましょう。

やはりなにも聞かずにただ目標のないまま楽器を吹くのと、プロの音を聴いてイメージを持ちながら楽器を吹くのとではまるで上達スピードが違います。

 

 私の場合だとやはり有名な須川展也さんのソロCDだったり、須川さんが所属する四重奏の集団のトルヴェールカルテットのCDを今でも聴いたりしています。

音源はやはりCDのほうがいいですがYOUTUBEでもまぁいいでしょう。

 

これはあくまで私のおすすめのサクソフォン奏者なので皆さんは自分のお気に入りの

サクソフォン奏者を見つけてくださいね。

 

 

 ロングトーン

もうこれは鉄板の練習方法です。

たまに「ロングトーンは時間の無駄」とか言ってる輩がいますが、そんな奴には

ばっかもーーん!!

と言いたいですね。

 ロングトーンというのは最初のうちは音を揺らさないためや音程をまっすぐにする非常に重要な練習です。

プロの方でも暇があればロングトーンをやっているくらいですから。

 

ロングトーンのやり方としては最高音から最低音までf(フォルテ)でテンポ60で8拍伸ばすことを目標にロングトーンをしましょう。

別に8拍全部伸ばしきれなかったら途中で切れてもいいです。それを毎日やっていれば、いずれ8拍伸ばせるようになります。

 

そしてロングトーンf(フォルテ)だけではなくp(ピアノ)で伸ばすことも重要です。

強く吹くことは初心者の方でも簡単に伸ばすことができますが、

 

弱く吹いてその音を長く伸ばすことは熟練の方でも結構難しいんですよ実は。

 

私もpで正確に音程を維持するのは正直不安です。

かの有名な須川展也さんもこういっておりました。

 

強く吹くことは誰にでもできますが、強く吹くことより弱く優しく吹くことのほうが

 よっぽど難しいんですよ

 

本当にそのとおりだと思います須川さん。

ぼくはロングトーンをあまりやってこなかった人間なので少し後悔しております。

 

なので皆さん!

私みたいにならないようにロングトーンをするときはpでもロングトーンをし、そのときは音を伸ばしぶれない音程を目指しましょう。

※fの時も同様です。

 

 

 スケール練習

 さてお次は先ほどの地味なロングトーンとは打って変わってスケール練習です。

スケール練習の内容はは、スラーで全音階を鳴らす練習、動かしている指とタンギングのタイミングを合わせること、フィンガリングの練習などがあります。

まずは

 

音階練習

 まずサックスで出せる全部の音階を早く行き来できるようにしましょう。

初心者の方は大変かもしれませんが、サックスの最高音であるAの音はしょっちゅうではありませんが、まぁ出てきます。

そして逆に最低音であるD♭も割と出てきますので、単発で上記の2つの音が出ない場合は繋げて吹きましょう。繋げて吹くと単発のときよりかは出しやすいはずです。

最初は60のテンポから始めましょう。

だいたいテンポ120で最低音から最高音を行き来できたらOKです。

 

スラーでできるようになったらタンギングしながら上から下まで行き来してみましょう。最初のうちは指とタンギングが合わず、

いぃぃぃぃぃぃぃあぁああ((((;゚Д゚)))))))

 

となることもあると思います。しかし、ここで諦めずに

 

最初は自分ができるテンポで練習し、できるようになったら1ずつテンポを上げていけばいいのです。

 

大事なのでもう一度言います。

 

最初は自分ができるテンポで練習し、できるようになったら1ずつテンポを上げていけばいいのです。

 

1ずつテンポを上げていく練習は、曲練習をするときにも使えます。

 

この音階練習が有る程度のテンポでできるようになったら変ロ長調のスケールや

変ホ長調のスケールなどの、たまに♯が出てくるやつだったり範囲を限定して練習してみましょう!

 

 

練習曲

上記の練習が一通りできたら練習曲をしましょう。

練習曲をやる上での注意点は楽譜に書かれているアーティキレーションやリズムを正確に吹くことです。

練習曲をする時点でアタックやリズムを読めないと当然本番の曲も正確に吹けません。

上でも示しましたが、練習曲をやるときでも自分ができるテンポから初めて、そのテンポで正確に楽譜をふけるようになったら、徐々に速くしていきましょう。

音楽には近道はありますが、あまりしないほうがいいです。

私がお勧めする練習曲は

ラクールの50の練習曲

 

この50の練習曲は上巻と下巻に分かれていて、上巻は比較的易しめで下巻は比較的難しめとなっております。 

このラクールの練習本はアタックやフレーズなどが一通り組み込まれている曲が多く収録されており、音大生の管楽器コースの教科書にされている大学も少なくはありません。

フラジオ音域こそ出ませんが、最低音から最高音まで幅広い音域の楽譜が乗っております。

この本ができるようになったらあなたはもう初心者ではありません。

中級者の中でも上のほうに君臨できるでしょう。ヽ(・∀・)

 

ラクールができるようになったら次のステップです。

次は

須川展也コンサート用練習曲集上級編

 

この本は上級編と書いてありますがまさしく上級編です笑

この本ははっきり言って後半はめちゃくちゃ難しいです。前半はそうでもないですが、後半はフラッターとか出てきますね笑。フラッターの意味はこちらを参照してください↓

サックス特殊奏法 | サックス フイテマス。

前半は良いメロディが多く吹いていて気持ち良いです。連譜ばっかりの曲もありますが・・・

 

 とりあえず上記の練習曲集をやれば必ず上達します!\(^o^)/

 

 

 

好きな曲を練習する

さて仕上げです。

一番最後に練習すること。それは

 

自分が好きな曲を感情もつけて練習すること 

 

です。これは表現力を磨くのにはもってこいの練習です。

もちろん先ほど申し上げた練習曲でも表現力は磨けますが、

やはり自分が好きな曲をやったほうが楽しくないですか……?

 

……ですよねーー!!

多分勉強でもそうだと思いますが、自分が嫌いな教科を勉強するより好きな教科を勉強したほうが効率よく勉強できますよね。

それと同じで自分がやりたくもない曲をするよりかは、自分がやりたい曲をしたほうが絶対楽しいし、表現力も身につきます。

 

もうほんと、なんでもいいです。

好きな曲だったらw。

 

さらに言うとプロの方がその自分が好きな曲を演奏していたら絶対聞きましょう。

参考になります。耳を澄まして聞くのは音色と、どのように表現しているかです。

「こんな感じで吹いているんだー」

程度で聞きましょう。

ただし、自分が吹くときはそのプロの方と同じ吹き方でなくても全然構いません。

むしろ違う方が表現力は身につきます。

 

そして機会があれば練習した自分が好きな曲を演奏して周りのみんなに聞いてもらいましょう。

緊張したほうが経験になりますし、周りの意見ももらうことができます。

 

 

 

いかがでしたか?

以上がサックスが上達する5つのメソッドです。

最後に言いたいのは何度言いますが

 

最初は自分ができるテンポで練習し、できるようになったら1ずつテンポを上げて練習するのだ!

です。

楽器は1日サボると3日分損すると言われてますので、10分でもいいのでできるだけ毎日練習しましょう!!!

 

きちんと基礎練習をして、いい音色を奏でてくださいね〜〜(^o^)